再スタート

前回のブログで書いたとおり、コロナ禍で大きな影響を受けた弊社アクトインディは、2020年度とにかく守りに徹しました。
本当に残念な“別れ”もたくさんあり、一時期は未来をえがきづらい状態となりました。
しかしながら、色々と試行錯誤した結果、幸運にも資金面では6億円を調達でき、人材面でも意志と覚悟とスキルを併せ持つ頼りになるメンバーが揃いました。
また、オフィス移転など可能なコスト削減は聖域無く行い、固定費を大幅に圧縮し、売上が減った中でも事業を継続できる体制が整いました。

直近ではまん延防止等重点措置などもあり、メインサービスである、お出かけ情報サイト「いこーよ」のユーザー数やページビューは未だ2019年のそれに遠く及ばない状態ですが、この状況下でも月間400万人以上が利用してくださり、何かしらユーザーに投げかければ、2019年以上の反響を返してくださります。

先日までの春休み期間も、世間はお出かけ全快とは言えない状況でしたが、いこーよ上で取り扱うチケットやイベントの売れ行きは上々で、コラボさせていただいた東京メガイルミでは、いこーよユーザーの来場が1000人をゆうに超えました。

とはいえ、今もコロナ禍は続いており、本当におでかけ業界は大変です。
いこーよに掲載いただいている施設だけでも、この1年で100店舗以上が閉店してしまいました。
本当に残念であり悔しいです。
お出かけ機会の減少は、親子のコミュニケーションの減少、笑顔の減少でもあり、未来の社会にとって本当に大きな損失だと思います。

子供らが笑う時こそ新しい朝が来るはずであり、きちんと対策すべきはして、希望を胸に歩き出すべきだと思います。

子育てパパママも子供たちも“お出かけ”を欲していますし、子どもたちは無邪気に笑って思いっきり子供らしく遊びまわれる時間を必要としています。
感染症に対して慎重な対応をすることは必要ですし、誰も経験の無い状況の中で、みんな懸命に対応していると思います。
そのことに対しては感謝と敬意を持っています。

しかしながら、私見ですが、屋外での活動や安全性の高いイベントなど、本来中止にする必要のない事まで中止にしたり、なんでもかんでも一律に控えるようお達しが出たり、恣意的な切り取り方をしたテレビなど影響力のあるメディアによる報道などによって、必要以上に健全な生活を圧迫されているように感じております。
本当に守るべきものが犠牲になっているように強く感じています。
 
私達は「いこーよ」を通して、多くの子育て世帯とつながっており、多くのお出かけ施設、イベンターとつながっています。
その「いこーよ」だからこそ出来る事、やるべき事がたくさんあると感じています。
それらをしっかり責任を持って遂行し、2021年度から改めて親子の素敵な時間を創出し、子供達の未来を取り戻して行きたいと思います。

今感じているこの悔しさをサービス向上にぶつけ、次世代が少しでも明るく豊かで幸せな時代になるように、メンバー全員で挑戦していきます。
エンジニア、デザイナ、営業など一緒に未来を創っていってくれる人材の募集も再開しました。

非常に苦しい時期がありましたが、なんとか再び未来に向かってスタートすることができました。
多くの人々に支えられ、前を向いて進み始める事ができたこと、心から感謝しております。
きっちり恩返しさせていただいますのでご期待ください。
引き続きご支援よろしくお願いします。