未知の世界(産休、出産、育休)へ突撃する社員の小話

すっかり寒くなりましたね。

新卒でアクトインディにご縁をいただいた女性社員です。
シニアマーケティング事業部に所属しています。

入社1年目で結婚し、入社3年目の今年の春、命を授かり、
絶賛妊婦で勤務中です。

アクトインディ株式会社は今年創立10周年を迎え、
飛躍に向けて正念場の超エキサイティングなシーンにいます。

そんな中の妊娠、しかも正社員で初妊婦。未知への挑戦です。

今回は産休に入る前にここまでの振り返りをします!

妊娠判明!

奇しくも愉快に仲間と杯を交わした翌日に妊娠が判明!(笑)
あれが最後のお酒になろうとは。。。ああ、日本酒が恋しい。

妊娠がわかれば、辞めることを考える女性も多いようですが、
私の中でその選択肢をとる可能性はほぼ0でした。

なぜかなーと振り返ると代表はじめ上司も仲間も後輩も。

つまり社内みんなが

「妊娠できるなら絶対したほうがいい。子どもを授かるって奇跡。」
「アクトインディ初の妊婦、出産、復帰、ワーキングママを経験してほしい。」

そんなあったかい言葉を妊娠する前からいただいていたからだと思います。

そしてなにより私が働くこととアクトインディが好きだから。

もし私が子どもを産んで、又戻ってきたら微力かもしれないけれど
後輩たちの、これからのアクトインディの可能性が広がるんではないか。

と僭越ながら思っていました。

実際には、本当に妊娠したのでちょっとびっくりしましたが、
おっかなびっくり報告をしたところみんなそれはそれは喜んでくれて、
家族より喜んでくれたのではないかと思うほどでした。

妊婦で働くことと向き合う

社内的に妊婦用の働き方ができているわけでもなく、
自分自身もロールモデルがあるわけでもなく、
妊婦で働く手探りの日々が始まりました。

噂のつわりはそこそこヘビーなもので、
IT企業にいながらパソコンで画面酔いをおこす
という笑えない状況にどうしようかと思ったこともありました。

ただ、代表や上司、仲間が口をそろえて
「今は仕事より赤ちゃんを第一に」
と言ってくれたので精神的には非常に救われた状態で
「元気な日に全力でやって、厳しい日は画面をみなくてもできることをやろう」
と折り合いも徐々につけられるようになりました。

義務と権利

アクトインディにおいて仕事とは「価値を生み出すこと」。

残業が評価されるわけでもなく、むしろ残業してるのに何も生み出して
いなければまったくないもしていない。とされます。

逆に言えば、理念とアクトインディベーシックに則った
「次世代に価値を残す」ために必要な価値を生み出していれば
働き方も、ポジションも、時間さえも、1人1人に任される裁量は大きいです。

いまの日本社会は少子高齢化で所得もさがり、価値観も多様化、
ワークライフバランスという言葉や、女性が出産しても子育て中でも
伸び伸びと働けるようにすべきだ!といったことが叫ばれています。

ただ、アクトインディのスタンスで考えると基本的(個の幸せを大事にすること)
には賛成ですが、一方で義務を果たさず権利を振りかざすような
行動や思考も筋違いかなーとわたしは思います。

家族や自分の時間を大切にすることは平等に得るべき権利ですが、
それを行使するためには周りからの理解と協力と信頼が必要不可欠。

わたしはこの3年間でどれだけアクトインディに社会に価値を残せたのか。

自分なりに全力でさせていただいてきましたが、
子どもを産むまでと、かえってくるまでの仲間への負担を思うと、
その権利を得るにははっきりいって満足できる仕上がりではありません。

それでも、助けてくれる仲間や後輩、
「寂しいけど、赤ちゃんとの時間を大切にしてゆっくりして帰っておいで」
と言ってくださるクライアント様に恵まれたことは本当にラッキーで
ありがたいことだと思います。感謝しかありません。

帰ってきたあかつきには、子育てしながら働くことで今の自分以上の
価値を残せるように、「子ども産んでよかったね」と周りから思って
いただけるような結果に繋がるように義務を果たしたいと思います。
そして後輩や仲間が妊娠したら全力でサポートしたいとも思います。

以上、振り返りと意気込みでした。

また戻ってきたら復帰後のベンチャーで働く母の様子もお伝えできれば。

それでは、未知の世界へ行ってきます!!