新年なので信念を

アクトインディは何をしたいのか?何を成したいのか?
この問いに対する答えは、

「次世代に価値を残す」

です。
これ以外にありません。

そして、ここで言う価値とは、
その時だけ、一瞬だけ価値があるものではなく
半永久的に増幅する価値をさします。

次世代の人々が歴史を振り返って、アクトインディがあってよかった
と心底思うような会社を目指します。

その為にやるべき事は何か。
やっぱり次世代に、おかげ様、お互い様、感謝の気持ちを知る人が増える仕組みを残し
かけがえの無い、失うと取り返しの付かない空気、山、川、海、大地といった自然を
きちんと残し、それらと共存できる仕組みを残すことだと思います。
共存できるってことは、経済的にも文化的にも成り立ってることを指します。
決して、太古の昔の生活に戻るということではありません。

実は昔からこういった仕組みは存在していたんだと思います。
生死に関わる行事(お宮参り、お食初め、節句、葬儀、お墓参り、法事etc)
地域文化、季節季節の慣習や祭などによってこういった大切な「精神」がいつの間にか人々に
備わるような仕組みがあったんだと思います。

命が生まれたらみんなで祝い育み、
田植えの時期には豊作を祈り、収穫後には感謝の儀式を行う。
狩猟によって殺生した命に対しては定期的に感謝と供養を行う儀式があり
山や川が健全に守られるために、木や草など自然の素材が建築だけではなく生活に係わる
あらゆる道具に活かされ、
人が亡くなれば尊ぶ。

何かあるたびに人々が助け合い、お互い様、お陰様を芯から感じる機会がきちんと設定されており
感謝の気持が芽生え、恩返しにつながり、その連鎖で人々がつながっている社会。

本当にすばらしいなーと思います。

残念ながら、資本主義経済がバランスを失い、極に振れすぎている今
効率、費用対効果、労力に見合うわかりやすいリターン、みたいな考え方が人々の価値観に
入り込みすぎてしまって、本当の豊かさに気づかず、目先の損得で物事を判断する人が増え
そういった人が組織や国を動かしているケースが増えていると感じます。
非常に大切な崇高な精神が失われているように感じます。

人は情報を得て価値観形成をして行くと思うのですが、
現在の日本では情報のインプットはいわゆるマスコミからが圧倒的に強く、
そのマスコミの大半が非常に偏った情報を提供するために
『次世代につけを回す人』が増えているように感じます。

アクトインディは、今後テレビなどマスコミに代わって
最も人々の価値形成に影響を与えるようになるであろう
インターネット媒体(ここから数年は携帯やスマートデバイスが中心になるでしょう)による
コミュニケーションを活用しシニアマーケティング事業部と子育て支援事業部それぞれ
(将来は融合していきます)が今メインとなってるマスメディアのそれとは違った情報を提供することで

先達からつながって今があり、今は次世代につながっている

ということを意識して生きる人達が増えていくような社会を創っていきます。

もちろん事業として行うのできっちりと収益をあげて、その収益を
日本全国の空気、山、川、海、大地をできる限りあるべき姿で次世代に渡せる為の仕組み創り
(当然、経済と道徳、論語と算盤がなりたつ事業として)

世界各国のそれら、またそれらを守る為の大切な文化がキチンと残る仕組みを創る事業
に投資していきます。

ま、ちょっと壮大な話になってしまいましたが、本気でこの道を進みます。