優秀の定義

優秀ってなんだろう?

本当に優秀な人ってどんな人だろう。

有名な、偏差値の高い大学に入った人、卒業した人が優秀な訳ではない。
有名な、企業に入った人が優秀な訳ではない。
これは確実。

なのに、これを勘違いしている人が多いというか
優秀の定義が、これになり変わってしまってる所がある。

本当に優秀な人が、たまたま有名大学を出ている場合もあるだろうし
有名企業に所属してる人もいると思うけど、
優秀か優秀でないかは、どこ出身か、どこに所属してるかで
決まる事ではない。
こんな当たり前の事みんなわかってるのに、なぜか間違って定義されてる気がする。

そもそも、優秀かどうかを判断するのは、その場の目的に依存してるように思う。
泥棒って悪い事で、泥棒する人は世間的には優秀じゃないけど
泥棒という目的に絞ると、優秀な泥棒って存在する。

となると、優秀の定義を正確にするためには、目的がはっきりしてないとできない。

現在の世は、目的を自分ではっきり決められない人が増えた為に
本来は目的に対しての手段であるはずの、どこの学校にいくか?
どこの会社に就職するか?どんな職業につくか?どれだけお金を稼ぐか?
などが、目的化されてしまって、結果、有名な所に所属出来たら優秀
年収が沢山あると優秀みたいな事になってしまってる。。

本当の意味で優秀な人は、まず自分で目的を設定出来る。
誰に何を言われようと、世間から評価されなかろうと、自分の目的を
明確に持てる。それがあるから、自分が何を学び、どんなスキルを身につける
必要があるかも判断ができ、それが出来るようになっていく過程で
成長を感じ自分が少しずつ優秀に近づく事を感じられるように思う。

だから、教育は答えを用意してその答えに行きつく方法を画一的に
教えるのではなく、自分で目的を見つけ、それに自分なりの方法で
行きつく知恵を育むことじゃないかなーと思うんだけどなー。

この仮説が正しいかどうかを、事業を通じて検証していくのがめっちゃ楽しい。

今、当社は10人ちょっとの会社だけど、随分優秀なメンバーがそろって
いるなーと感じる。
こんな場で仕事出来るのもまた贅沢で楽しい。