【家族のスキーに関する調査】
親子でのスキー場おでかけ経験はわずか24%、懸念点回避で行きたいが8割に
アクトインディ株式会社(本社:東京都品川区 代表:下元敬道)が企画運営する、国内最大級の子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」( https://iko-yo.net )は、いこーよユーザー309名を対象に、「家族のスキーに関するアンケート」を実施しました。
今季は年末から例年にないほど降雪量が多く、スノースポーツにとっては素晴らしいコンディションとなりました。年末年始に旅行でスキーリゾートに行かれたご家族もいらっしゃることでしょう。そこで、家族のスキーやスノーボード経験の状況や、スキーやスノーボードに行く際のハードルとなっているものなどについて分析してみました。
【総括】
スキーやスノーボードの経験がある保護者が8割と多くいるにも関わらず、子どもとスキー場に行ったことのある家族は2割強と非常に低い状況でした。行かない理由として最も多かったのは、子どもがまだ小さいという理由でしたが、一方で、スキー場の遠さや雪用タイヤの準備など、行くこと自体が面倒という意見も多く、加えて板やウェアなどの購入・レンタル料金の高さも大きなネックとなっており、そのようなハードルを下げるための便利なサービスや割安感のある商品の提供、認知拡大等が望まれます。
【本リリースのポイント】
- スキー・スノボの経験がある保護者は78%と高割合
- しかし、子どもとスキー場に行ったことがある割合はわずか24%
- スキー・スノボに行くという家族は、1年に1回以上行く率が6割以上
- 行かない理由は交通手段とスキーグッズ等の料金の高さ
- 懸念点がなかったらスキー場に行きたい割合は8割に!
【アンケート結果概要】
1. スキー・スノボの経験がある保護者は78%と高割合
まず、保護者自身のスキーやスノーボードの経験有無を聞きました。パパ・ママ両方で経験があるという家族は55%で、パパ・ママのどちらかは経験があるという家族も合わせると8割弱と多い割合となっています。
2. しかし、子どもとスキー場に行ったことがある割合はわずか24%
しかし、子供連れでのスキー場来訪経験について聞いた質問では、行ったことが「ある」という回答が24%と、保護者自身がスキーやスノーボードを経験している割合が8割だったことと比べると、非常に低い割合となっています。
保護者のスキー・スノーボードの経験状況別にみると、両親共に経験がある家庭では、子どもとスキー場に行ったことが「ある」割合が少し高く35%となります。両親のうち、どちらかしか経験がない、もしくは両方とも経験がない場合は、その割合が10%程度ととても低くなり、多くの家族がスキー場に行っていません。
3. スキー・スノボに行くという家族は、1年に1回以上行く率が6割以上
子どもとスキー場に行ったことがある家庭に、行く頻度について尋ねたところ、1年に複数回が35%、1年に1回が28%で、合わせて63%もの家庭が1年に1回以上は行っていると回答しています。スキー場に行く家庭は、比較的高頻度で行っていることがわかります。
4. 行かない理由は交通手段とスキーグッズ等の料金の高さ
一方、子どもとスキー場に行かないと回答した人にその理由を聞いたところ、最も多かったのが「子どもがまだ小さくてスキーやスノーボードができない」でした。(子どもの年齢別の割合は後述)
また、「スキー場が遠くて行くのが大変」「雪用の車のチェーンやスタッドレスタイヤなどを用意するのが大変」など、「行く手間や大変さ」を理由に挙げる人も多く、降雪地帯であるスキー場に自力で行くこと自体にハードルを感じている様子が伺えます。
また、「板やウェアなどのスノーグッズの購入やレンタルにお金がかかる」という理由も多く、装具等にかかる費用の高さもネックとなっているようです。
子どもとスキー場に行かない理由として「子どもが小さいから」をあげた割合を子どもの年齢別に見てみました。3才くらいまでの子どもがいる家庭では8割前後が理由としてあげており非常に多い割合となっていますが、4才を過ぎる頃から減り始め、小学校低学年で3割超、高学年になると2割程度まで減少します。このデータから、もしスキー場デビューをするのであれば、小学校低学年くらいからという考えが多いことが伺えます。
5. 懸念点がなかったらスキー場に行きたい割合は8割に!
もし、それらの懸念点がなかったら子どもとスキー場に行きたいと思うか?について尋ねた質問には、「行きたい」が51%、「どちらかと言うと行きたい」は30%で、合わせると実に81%となり、スキー場に行きたいというニーズ自体は非常に高いことがわかります。スキーバスツアーや現地でのレンタカープラン、板やウェアのレンタル料金等が無料になる宿泊プランなど、様々な商品が既に存在していますが、それら商品等の認知や利便性の訴求拡大をさらに図ることで、多くの家族にとってのスキー場へのハードルを下げることになるのではないでしょうか。
5. 懸念点がなかったらスキー場に行きたい割合は8割に!
もし、それらの懸念点がなかったら子どもとスキー場に行きたいと思うか?について尋ねた質問には、「行きたい」が51%、「どちらかと言うと行きたい」は30%で、合わせると実に81%となり、スキー場に行きたいというニーズ自体は非常に高いことがわかります。スキーバスツアーや現地でのレンタカープラン、板やウェアのレンタル料金等が無料になる宿泊プランなど、様々な商品が既に存在していますが、それら商品等の認知や利便性の訴求拡大をさらに図ることで、多くの家族にとってのスキー場へのハードルを下げることになるのではないでしょうか。
アンケート調査概要
調査の方法:Web上のアンケートフォーム
調査の対象:いこーよユーザー
有効回答数:309件
調査の期間:2022年1月4日~2022年1月10日
回答者全体の309サンプルの内訳:
20代以下 | 30代 | 40代 | 50代以上 | |
女性 | 5% | 29% | 29% | 3% |
男性 | 1% | 13% | 15% | 6% |
■ いこーよ
子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」は、子育て層の約8割が利用し、全国89,000件以上の施設情報や60,000件以上の口コミを掲載しています(2021年11月現在)。「いこーよ」は、お出かけを通じて家族のコミュニケーションや子ども達の笑顔が増えることを願い、また子どもたちの健やかな成長が明るい未来を創ってくれると信じて運営しています。https://iko-yo.net/
■ いこーよアプリ・いこーよプレミアム
アプリ版「いこーよ」では、現在地から地図で近くのお出かけ先を検索出来る他、「いこーよ」のアプリ会員限定の特別クーポンが入手できる素敵な特典も随時更新中。独自の口コミ投稿機能で子供の年齢別評価がひと目で分かり、Web版よりさらにマッチしたお出かけ情報を提供します。
プレミアム会員(月額制)もあり、お得なクーポン使い放題、プレミアム会員限定の企画も実施中!
いこーよアプリ:https://iko-yo.net/apps
いこーよプレミアムについて:https://iko-yo.net/lp/premium
■ 未来へいこーよ
「未来へいこーよ」は、2020年4月にスタートした「子どもの未来を考える子育てサイト」です。
「いこーよ」の姉妹サイトとして、子どもたちの「生きるチカラ」=ココロのスキルの土台となる好奇心や、頑張る気持ち、もっと知りたいという探究心、自分のアタマで考える力を育む様々な情報や体験を提供しています。https://future.iko-yo.net/
■ いこーよとりっぷ
いこーよとりっぷは、2021年8月にスタートした親子が10年先も思い出せる体験づくりをお手伝いするサイトです。
親子に向けて、連休や週末の家族旅行に役立つ、様々な自治体のその土地ならではの観光情報をお届けします。ファミリーで特別な体験ができる、様々な観光情報や地域の個性を発信しています。
https://trip.iko-yo.net/
■ いこレポ
おでかけコンシェルジュ「いこレポ」は、2017年7月にサービスを開始した、パパママ向けのおでかけニュースサイトです。
週末のイベントやスポットオープン情報のほかにも、おでかけの達人「おでかけコンシェルジュ」が厳選した、子連れ旅行や家族のおでかけが、より便利に・楽しく・快適に過ごせるオススメプラン、見どころを随時提案しています。
https://report.iko-yo.net/
■ いこーよ総研
いこーよ総研(いこーよ総合研究所)とは、全国のお出かけ施設・レジャー施設のさらなる発展や市場の活性化を願い、お出かけに関わる様々な調査・分析データをコンテンツとして提供する、お出かけ施設の課題改善を目的とした情報メディアです。
https://research.iko-yo.net/